背景
元々VirtualBox上にWindowsやLinuxを構築していましたが、WSL 2でKali Linuxの利用が便利だと聞いたため、Windows 10のWSL 2でKali Linuxを利用する(2004)の記事にてWSL 2を有効化しました。
WSL 2の仮想化支援機能
WSL 2のHyper-Vハイパーバイザーが仮想化支援機能を使用するため、VirtualBoxは共存出来ないという背景があったようです。
現在はHyper-VハイパーバイザーはHypervisor Platform APIを設けて、Hyper-Vを介してCPU仮想化支援機能を使えるようになり、VirtualBoxも6.0.0からそれに対応したため、共存出来るようです。
共存を試した結果
WSL 2のKali Linuxは起動も楽で良い感じでしたが、元々利用していたVirtualBox上のWindowsが使い物にならないくらい遅くなりました。
(今まで起動に1分掛からないものが、10分以上経過しても操作出来ない状態)
解決案
解決案として、以下の2パターンが考えられます。
- WSL 2を無効にしVirtualBoxメインにする
- VirtualBoxに構築している仮想マシンをHyper-Vに移行する
1は今まで通りとなりますが、KeXが便利であることと、Hyper-Vも利用した事が無く使ってみたいため、2の方向で進めようと思います。
試行
Hyper-VにWindows10をインストールして動作を見たところ、そこそこ動いたので本格的に移行していこうと思います。
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